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[2011.04.04]

大規模災害と医療スタッフ

 去る3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震に被災された皆様には、お見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

 周辺地域の医療機関におかれましては、甚大な損害を被りつつも、スタッフの献身的な医療活動の様子を見聞きするたびに、ただただ頭が下がる思いです。自らのご家庭やご家族が被災されているにも関わらず、患者様や避難して来られた住民の方々に対して医療スタッフとしての責務を全うする姿には、本当に心を打たれます。スタッフの皆様自身のご健康も心配せずにはいられません。

 大規模災害発生時の対策に関しては、医療機関単位で行動計画が策定されていることと思います。しかし、あのような想像を絶する大規模な災害が発生した場合、日ごろ取り決めている災害対策事項がどの程度役に立つのか、全く予断を許さないことを痛感しました。
 また、診療時間内にスタッフの住んでいる地域が緊急避難指定を受けた場合、自院にとどまらせるのか、帰宅を許可するのか、に関しても非常に判断に迷うところです。特に小さいお子さんを持つ看護師さんや事務職員などに対してどのような指示を出すのか……一概に答えは出ないかもしれませんが、そのような場合も想定し、スタッフの意向をあらかじめ確認しておくことは重要でしょう。
 委託業者においても、自社の取り決めと顧客(医療機関)の取り決めとの整合性について確認しておくことが必要となります。その際の一番のポイントは、委託業者の従業員に対して、どの程度の責任を課すかという点になるかと思われます。

 今回の大地震は平日の昼間に起こりました。まだスタッフが院内にいる時間帯でした。これが休日や夜間であればどうなるでしょうか? まずは自身や家族の身の安全を確保した後に、自らが勤める医療機関や近隣周辺の被災状況について情報を集めるとともに、移動が可能であればできるだけ早急に駆け付けようとすることでしょう。
 そして、たとえば弊社の従業員が担っている医療事務関連業務においては、その環境でできる最大限の医療行為を提供するべく、医師や看護師のまさに手足となって動かなければなりません。目の前の事態に対して、スタッフとしてとにかくできること、手伝えることをやるしかないと思います。

 いずれにしても災害にはさまざまな発生状況や程度があり、一律に対応を確定することは難しいです。日ごろからスタッフとよく話し合いを持ち、認識の統一を図っていくことは必須となります。

 弊社では、大規模災害が近隣地域で発生した場合は、独自の災害時安否確認サイトを稼働させます。災害時は携帯電話よりもメールのほうが通じたという報道もありました。弊社のサイトは、携帯やパソコンによるデータの授受で従業員の安否情報を部署ごとに把握するとともに、会社からの情報発信を行います。
 また、顧客(医療機関)に対して、従業員の安否情報の集約データを提供し、支援活動への参加の可否報告を行います。災害時における従業員の安否確認サイトの内容につきましては、お気軽にご相談ください。

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